国内最大級のLCCとして人気のジェットスター。大手航空会社よりも安価な運賃で国内および海外にも行けるのは魅力的ですよね。
しかし、ジェットスターでは、機内に持ち込める手荷物の検査が厳しく、ひっかかってしまった方も多くいます。
この記事ではジェットスターの手荷物・受託手荷物の条件や料金についてご紹介します。
▼この記事で書かれていること
手荷物の重量を減らしたうえで、機内にバレずに持ち込むコツも紹介するので、荷物が多くなりそうな方はぜひ参考にしてくださいね。
ジェットスターで手荷物がひっかかった!検査は厳しい?
ジェットスターの手荷物検査は日本一厳しいとも言われています。
実際にジェットスターを利用した人からは「重量やサイズオーバーで手荷物検査にひっかかった」「追加料金がかかった」といった声も少なくありません。
今回使ったのはジェットスター。手荷物の重さの規定が厳しいとは見たけど、荷物は預けるほど無いので、どこで測るの〜と思いながら、搭乗口に行ったらそこで検査w初めて見たから驚いた。そしてけっこう、引っかかって払ってる…。引用元:X-@eda00
ジェットスターでは、運賃を安くするために機体の重量を軽くし、余分な燃料が消費されないようにしています。
そのため、搭乗者の手荷物に明確なサイズと重量を定め、超えないように保安検査通過後も搭乗ゲートで荷物検査を実施したりと厳しくチェックされているようです。
手荷物検査でひっかからないように、出発前に機内持ち込みできる手荷物の条件を確認しておきましょう。
ジェットスターの機内持ち込みの条件
ジェットスターの機内に持ち込める手荷物には、サイズや重量など一定の条件が定められています。
サイズ・重量オーバーとなった場合は、受託手荷物で預ける必要があります。
空港での追加購入は事前購入よりも料金が高く設定されているため、あらかじめ手荷物の条件を確認しておきましょう。
追加料金がかからないように、出発前に自分の手荷物の重さとサイズが問題ないかを確認しておくと安心ですね。
手荷物のサイズ|リュック・スーツケースは?
機内に持ち込める手荷物には規定のサイズがあります。
- スーツケース:(リュック・ボストンバック含む)高さ56cm・幅36cm・奥行23cm
- スーツカバー:高さ114cm×幅60cm×奥行11cm
スーツケースは、キャスターやポケットなども含めたサイズとなるので注意しましょう。
これからスーツケースを購入される方は、機内持ち込みOKと記載されていてもサイズオーバーとなる可能性があります。
必ず購入するスーツケースが規定のサイズ内かを確認しましょう。
重さは7キロまで|どのくらい?
機内に持ち込める手荷物の重さは、1人あたり7kgまでとなっています。
スーツケースやハンドバックなど2個持ち込む場合も合計で7kgとなるため、すべての手荷物を詰め終わったら合計の重さを確認しましょう。
お土産購入で手荷物が重くなりやすい帰りを見越して、出発前の手荷物は少なめにしておくといいかもしれませんね。
7kgを超えそうな場合は「+7kg」のオプションを購入しておくと手荷物が14kgまで持ち込めますよ。
何個までOK?
ジェットスターでは機内に持ち込める手荷物は1人あたり2個までです。
例えば、スーツケースやリュックなどの手荷物1個と、ハンドバックや傘など手回り品1個であれば問題なく持ち込めます。
コートやお土産品を別々に持っていると手荷物品として数えられてしまうため、搭乗する際はコートを着ておくか、同じ袋にまとめて入れておくようにしましょう。
詳しくは、ジェットスターの公式サイトで確認できますよ。
ジェットスターの手荷物でバレない&計られないコツ
ジェットスターは、手荷物検査が厳しくサイズや重量に気をつけなければいけません。
以下の、手荷物でバレない・計られないコツを試して、少しでも手荷物の重量を減らせるように工夫しましょう。
- 服を重ね着して、カバンの中に入れる量を減らす
- アクセサリー類はできるだけ身につける
- 同行者に持ってもらう
- 現地で調達できるものは持っていかず現地で購入する
ジェットスターの手荷物検査で計られるのは、手荷物や手回り品です。そのため、服を重ね着したりアクセサリーを身につけておくと、その分の重量を減らせます。
同行者がいる場合は、手荷物に余裕があれば代わりに持ってもらうといいかもしれませんね。
計られるサイズはどれくらい?
ジェットスターへ搭乗する際は、手荷物の重量とサイズが計られます。
チェックされるポイントは次の通りです。
- スーツケースは、高さ56cm・幅36cm・奥行23cm以内か
- スーツカバーは、高さ114cm×幅60cm×奥行11cm以内か
- 手荷物の個数は2個までか
- 重量が合計で7kg以内か
空港によっては、搭乗者全員の手荷物が計られる場合があります。
計られなくても、量が多い方はスタッフから声をかけられて、手荷物を計られるケースもあるそうです。
計られても問題ないように、手荷物のサイズと重量は事前に確認しておきましょう。
1cmオーバーのサイズもNG?
ジェットスターには持ち込みできる手荷物のサイズや重量が明確に決まっていますが「サイズが1cmオーバーした」「重さが7kgを少し超えてしまった」場合はどうなるのでしょうか。
ジェットスターでは、手荷物のサイズや重量・個数が少しでも規定を超えてしまうと手荷物検査にひっかかり、追加料金を支払わなくてはいけません。
サイズや重量が超過しないように気をつけて準備してくださいね。
ジェットスターの手荷物料金|追加はいくら?
ジェットスターの手荷物検査で、サイズや重量が規定を超えていると15kgの受託手荷物への追加料金がかかります。
受託手荷物の追加料金(15kg) | 空港カウンター | 搭乗ゲート |
---|---|---|
日本国内線 | 3,600円 | 4,500円 |
国際線(ジェットスター・ジャパン) | 5,000円 | 6,500円 |
追加料金は空港で支払うと事前購入よりも料金が3〜4倍と跳ね上がるため、手荷物が規定を超えそうな場合は事前にインターネット上から購入しておくと良いでしょう。
国内線の場合は15kgを超えると、1kgごとに800円かかるため注意が必要です。
ジェットスターの受託手荷物(預ける荷物)の料金&サイズ
ジェットスターの受託手荷物はサイズや個数に関わらず、すべて有料となります。
搭乗便・搭乗日・運賃タイプによって料金が変わるため、予約時に確認しておきましょう。
例として、成田空港から関西国際空港までを、基本運賃で予約した場合の受託手荷物の料金をご紹介します。
受託手荷物料金(例) | 1人あたり |
15Kg | 1,680円 |
20Kg | 1,780円 |
25Kg | 2,570円 |
30Kg | 2,670円 |
35Kg | 3,460円 |
40Kg | 3,560円 |
上記は、執筆時点での料金のため最新情報は公式サイトで確認してください。
預けられる受託手荷物の条件は次の通りです。
- 国内線:一辺の長さが最大で2.3m以内(一辺の長さが1mを超える荷物は追加料金が発生)
- 国際線:一辺の長さが最大で2.77m以内(一辺の長さが1mを超える荷物は追加料金が発生)
- 最大40kgまで(1個あたり32kg)
- 個数制限はなし
車椅子、ベビーカーなどは無料で預けられますよ。
ジェットスターのオプションセットとは?
ジェットスターには、3種類のオプションセットがあります。
オプションセット | ちゃっかりPlus | しっかりMax | フレックスBiz |
---|---|---|---|
受託手荷物 | 国内線:10kg 国際線:20kg |
30kgまで | × (機内持ち込みは14kg) |
座席指定 | スタンダードシート | 全席 | スタンダードシート アップフロントシート |
機内食 | ○ | ○ | × |
マイル | ○ | ○ | × |
予約内容の変更 | 日時・搭乗者名 | 日時・搭乗者名 出発、到着地 |
日時・搭乗者名 |
払い戻し | × | ○ | ○ |
当日のフライト変更 | × | × | ○ |
運賃に追加料金を支払ってオプションセットをつけると、受託手荷物や座席指定など、さまざまな特典が受けられます。
【Q&A】ジェットスターの手荷物について
ジェットスターの手荷物について寄せられる主な質問は以下の通りです。
手荷物のサイズや重量だけでなく、液体や飲食物についてもしっかりと確認しておきましょう。
機内持ち込みできる液体は?
ジェットスターでは、化粧品類や日常生活で使うスプレー缶などの液体を持ち込みできます。
- ヘアケア用品
- スキンケア用品
- 香水
- 制汗・清涼・冷却スプレーなど
- 洗浄剤(コンタクトや入れ歯など)
- 消炎鎮痛剤
- 殺菌消毒液
国内線であれば、日常生活で使う液体類は問題なく持ち込めるものも多いようです。
- ペンキ・塗料
- 漂白剤・カビ取り剤
- 殺虫剤
- ガゾリン
- 灯油・軽油
国内線と国際線では、持ち込みできる液体の種類や持ち込み方法に違いがあります。
国際線で液体を持ち込む場合は、100mlの容器に入れ、さらにジッパー付きの透明なビニール袋に入れましょう。
一部、国内線でのフライトであっても、国際線ターミナルから出発する便があります。その場合は国際線基準が適応されるため注意が必要です。
食べ物・飲み物は持ち込みできる?
ジェットスターでは、食べ物・飲み物の持ち込みができます。出発前に購入したパンやお弁当、ペットボトル飲料などを持ち込んでの機内飲食も可能です。
一部、持ち込みできない食べ物・飲み物もあります。
- 加熱式弁当(ひもを引くと加熱するもの)
- コップに入った飲み物(プラスチック製ふた付き容器も含む)
お酒の持ち込みもできますが、機内での飲食はできません。
まとめ
安価な運賃で国内・海外に行けるジェットスターでは、運賃を抑えるため搭乗者の手荷物が規定以内であるか厳しくチェックされます。
- 出発前に手荷物の大きさと重さを確認する
- 手回り品に数えられるものは1つのカバンにまとめる
- 服は重ね着して、カバンに入れる量を減らす
- 7kgを超える場合は、事前に追加料金の手続きをする
- 荷物が多くなる帰りは、受託手荷物の追加・お土産の配送をする
手荷物検査に引っかかると、事前購入するよりも倍の追加料金がかかります。
事前に手荷物のサイズと重量をしっかり確認しておきましょう。上記のポイントを踏まえて、ジェットスターでの空の旅を楽しんでくださいね。
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